Item Number 3
小倉 拓也 人文書院カオスニコウスルタタカイ オグラタクヤ 発行年月:2018年07月25日 予約締切日:2018年06月12日 ページ数:360p サイズ:単行本 ISBN:9784409031001 小倉拓也(オグラタクヤ) 1985年大阪府生まれ。
神戸市外国語大学卒業、大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。
博士(人間科学)。
現在、大阪大学未来戦略機構特任助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 システム(差異と反復/流産する非時間/表面と深層の無意味)/第2部 器官なき身体(単為発生と第二の起源ー無人島と他者なき世界/否定・否認・排除ー倒錯の論理学/出生外傷から器官なき身体へ)/第3部 モニュメント(シニフィアンと“形象”/担われなければならない肉/モニュメントの行為としての仮構)/結論 生成変化を言祝いだドゥルーズは、一方で思考と観念の崩壊、つまりカオスを恐れた。
すべてが壊れ不可逆な破局を迎える手前でとどまるための、ほんの少しの秩序、少しばかりのコツを探ること、それこそがドゥルーズ哲学全体を貫く「秘密の一貫性」であった。
本書では、これまで前景化されることのなかったこの問いを全面化し、ドゥルーズ哲学全体を体系的に読解するとともに、敵とされてきた精神分析、現象学との理論的交錯を描きだす。
人が生まれ、老い、死んでゆく、敗北を余儀なくされた闘いのなかの絶望と希望、哲学的な問いを人生の問いへと昇華させる、俊英の渾身作ついに刊行。
本 人文・思想・社会 哲学・思想 西洋哲学
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